蒙古ひだって何?
蒙古ひだは、正式には「内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)」といい、まぶたが目頭を覆う部分にある皮膚のことです。
日本人や中国人、その他のアジア東部および北部に生まれた人に多く見られ、白人や黒人にはないとされています。
この蒙古ひだは、目が小さく見えてしまったり、離れてしまったりする原因になるのです。
また、埋没法で二重整形手術をする場合、糸がとれやすくなってしまったり、希望通りの二重のラインを作れなかったりします。
蒙古ひだがあるメリット
蒙古ひだは、悪い事ばかりではありません。
目が丸く見え、優しそうで可愛らしい印象になります。
童顔になりがちなので、実年齢よりも若くみられることもあります。
また、蒙古ひだによって皮膚の張りが維持され、目元のシワやクマが出来にくい、というメリットがあるのです。
蒙古ひだがないメリット
蒙古ひだがないと目が大きくなり、ハーフのような美しさを目指せます。
実際に、平行型二重やアーモンドアイの人には、蒙古ひだはありません。
また、目頭に皮膚のひだがないため、つけまつげのような派手なメイクもしやすいというメリットもあります。
蒙古ひだがある有名人とない有名人
蒙古ひだがある女性有名人をまとめました。
ここで気が付いたのは、女優さんやアイドルは蒙古ひだがない人・めだたない人が多いということです。
芸能人は目力が強いと感じるのは、蒙古ひだが大きく関係しているかもしれませんね。
蒙古ひだがある女性有名人
- 篠崎愛さん
- 馬場ふみかさん
- 黒木華さん
蒙古ひだがない女性有名人
- 中谷美紀さん
- 香里奈さん
- 安室奈美恵さん
このように、蒙古ひだがあってもなくても美しい方はたくさんいます!
蒙古ひだをなくすには?
最後に、蒙古ひだが張っていて気になる場合の解決策をご紹介します。
メイク
「目頭切開メイク」というメイク法があります。
アイラインを目頭のキワまで引き、目頭部分にちょん、と目頭切開ラインを書く方法です。
目頭がはっきりして、目を大きく見せることができます。
目頭ラインは、リキッドアイライナーを使い、ほんのちょこっとだけ書くのがポイントです。
目頭切開
蒙古ひだの張りにお悩みの方は、目頭切開をおすすめします。
目頭をメスで切開し、皮膚を糸で縫い合わせて癒着させます。
一昔前の目頭切開は、目頭のピンクの部分が丸見えになってしまっていましたが、現在は技術の進化によりとても自然に蒙古ひだをなくして大きな目にすることができます。
自分に合った目の形を見つけよう!
蒙古ひだには優しく見える、シワやタルミができにくい、というメリットがあるということがわかりました。
目頭切開で蒙古ひだを切除することは可能ですが、目だけ大きくなっても鼻や口とのバランスが悪ければ、次々と整形したいと思ってしまうかもしれません。
また、皮膚を切開するため、完全に元通りにすることは難しいです。
他のパーツとマッチするか、元に戻したくならないかなどを、熟考してから手術に臨みましょう。